従業員満足度を測り全社員の生産性が高い職場へ
みなさんの職場では従業員満足度を測っていますか?
なぜ測るのか?
従業員満足度をはかることで従業員の会社への信頼度・愛着度がわかり、会社を良くしていくためのヒントになります。
また、測ることで下記の効果が期待できます◎
1. 採用コストが抑えられ、
2. 従業員満足度を上げることで社員が働きやすくなり、職場環境が良くなることでみんなの生産性が上がる
採用した人が最高な職場環境でパフォーマンス高く働けたら生産性も上がり、辞める人がいなくなる事で採用コストも下がります。
また、社員が自ら会社をお勧めしてくれることでリファラル採用に繋がり更に採用コストが抑えられるという良い循環が生まれます◎
では早速、従業員満足度を測ってみましょう!
とはいえ、まだ従業員満足度をはかる仕組みがない、人事担当者もいない、という企業のみなさんもいらっしゃるかと思います。
今回は従業員満足度を人事制度に取り入れたいが、何から手をつけていいかわからないという皆さんに入門編としてご紹介できればと思います。
1. どうやって社員エンゲージメントをはかるの?
中小企業の多くが使用されているGoogle Driveで作れる従業員満足度の測り方について今回はご案内します。
こちらは半期ごとに行うことをお勧めします。
まずは、Google formで質問事項を作ります。
質問項目は下記:
・会社で継続した方が良い取り組み
・やめた方がいい取り組み、制度
・今後取り入れたい取り組み
・会社全体の満足度0-10
2. 全員に協力してもらうためにどうすればいいか?
☆目的を伝える☆
従業員からすると、なぜ、勤務時間に会社都合のアンケートに回答しなければならないのか?疑問に思うかと思います。
協力してもらうためには、調査結果をもとに、会社を良くしていき、みなさんに生き生きと働いてほしいことを伝えることが大切です◎
☆上長に1on1で伝えてもらう☆
次に、各部門上長に部下に受けでもらうように指導します。上長との1on1の際に満足度調査に回答したかを確認してもらいましょう。※
※1on1とは、上長と部下が1対1で定期的に面談の時間を設け、仕事で困っていることがないか、相談する場を持ったり、上長から部下が視座を高めて目の前の業務から、次の部下のキャリアステップに導くための話し合いをもつ時間のことです。
☆オフラインでの告知☆
また、社内ですれ違った時に「従業員調査やった?」と挨拶がてら聞いたり、下駄箱、休憩室やタイムカードのピッてするところ等全員が目にするところに掲示しましょう。勿論全社メールで最初は告知しますが、部署によっては業務上メールを確認する時間がないこともあります。
また、メールは送る側が伝えたつもりでいても読み手は読み飛ばしてしまったり迷惑メールフォルダに振り分けられている恐れがあるためオフラインでの告知もマストです。
3. 会社満足度をはかった後はどうするの?
会社の満足度調査は調査結果をまずは全社メールで伝え、全員が集まる会議や朝礼等で必ず全員に対面で伝えます。
そこで今後どう改善していくかを宣言します。
やめた方が良い取り組み、取り入れたほうが良い取り組みは全社員が参加するワークショップで話し合い、決めましょう!
みんなで決めた事であれば納得感があり会社のせい、社長のせいにならず自責で運用できます◎
こういったワークショップを開く際はリーダーを一人決め、5名程度のグループ分けをし、グループごとに発表する手法がおすすめです。また、お菓子や音楽を用意し、意見が出やすい雰囲気作りをしましょう。
3. まとめ
2. オフラインのコミュニケーションで全員への告知を
3. 会社の取り組みは全社員の納得感が大事だからみんなで決める◎
余談ですが、従業員満足度を測る指標としてeNPSという指標があります。
eNPSとはEmployee Net Promoter Scoreのことで従業員の職場への信頼度・愛着度を測る指標として広く使われています。
eNPSでは0〜10の数字で測れ、下記が数字の内訳です。
7,8:中立者
9,10:推奨者
eNPSは下記の式に当てられると数字が出てきます。
例:10名の会社で0が2名、3が1名、4が1名、6が1名、8が3名、9.が2名の場合、
推奨者20%- 批判者50%
となり、この会社のeNPSは「-30」となります。
継続して定期的に調査を行うことでこの数字が少しでもプラスに近づくように目標をたてることができます◎
まずは従業員満足度調査を実施してみましょう!
従業員満足度調査についてどこから手を付けていいかわからない、Google formの作り方について教えてほしい、ワークショップを開催してほしい、など相談有りましたらお気軽に私達に相談してください。
問い合わせ先:
recruit@globalengineering.tokyo